湯庵の温泉について｜天然温泉湯庵（ゆうあん）

地下1,350mから噴出す天然温泉で、当温泉の泉質適心症としまして、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害、高血圧症、動脈硬化症など、様々な効能が期待できます。さらに療養温泉の一般適応症として神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期など、様々な効能が期待できます。
「湯庵」の湯は鉄分を多く含み、黄褐色に見えることから『金の湯』という源泉名で呼ばれます。温泉成分はたいへん豊富で温泉基準の10倍以上の成分が入っています。東邦微生物病研究所によれば、成分総計10239.7mg/kgの優秀な温泉です。

1.湧出地	兵庫県三木市別所町西這田566-2

2.泉質	含鉄(Ⅱ)・二酸化炭素―ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉（等張性・中性・冷鉱泉）

3.知覚的試験	黄褐色・混濁・弱塩味・金属味・強炭酸味・弱硫黄臭(採取24時間後)

4.密度	1.0056g/cm3(20c/4c)

5.水素イオン濃度	6.4（ガラス電極法）

6.蒸発残留物	8030mg/kg （乾燥温度110C）

7.温泉の成分	試料1kg中の成分・分量及び組成

8.浴用の適心症	泉質別適心症きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害、高血圧症、動脈硬化症療養泉の一般適応症神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進

温泉の成分（試料1kg中の成分・分量及び組成）

陽イオン

成　分		mg	mval	mval%
リチウムイオン	Li+	9.4	1.361	1.02
ナトリウムイオン	Na+	2009.9	87.428	65.55
カリウムイオン	K+	35.5	0.908	0.68
アンモニウムイオン	NH4+	1.8	0.099	0.07
マグネシウムイオン	Mg2+	61.5	5.057	3.79
カルシウムイオン	Ca2+	492.7	24.588	18.43
ストロンチウムイオン	Sr2+	4.9	0.111	0.08
バリウムイオン	Ba2+	0.6	0.009	0.01
アルミニウムイオン	Al3+	1.0	0.111	0.08
マンガンイオン	Mn2+	3.9	0.141	0.11
鉄（Ⅱ）イオン	Fe2+	378.8	13.565	10.17
陽イオン　計		3000.0	133.38	100.00

陰イオン

成　分		mg	mval	mval%
フッ素イオン	F-	2.1	0.11	0.08
塩素イオン	C-	3376.9	95.25	73.24
臭素イオン	Br-	4.9	0.061	0.05
ヨウ素イオン	I-	2.4	0.019	0.01
硝酸イオン	NO3-	1.0	0.016	0.01
硫酸イオン	SO22-	22.3	0.464	0.36
炭酸水素イオン	HCO3-	2081.9	34.121	26.24
炭酸イオン	CO32-	0.4	0.013	0.01
陰イオン　計		5491.9	130.05	100.00

非解離成分

成　分		mg	mmol
メタケイ酸	H2SiO3	143.2	1.834
メタホウ酸	HBO2	214.4	4.893
非解離成分　計		357.6	6.727

溶存ガス成分

成　分		mg	mmol
溶存ガス成分　計遊離二酸化炭素(遊離炭酸)	CO2	1390.2	31.589
メタホウ酸		1390.2	31.589

溶存物質(ガス性のものは除く)計 / 8849.4mg/kg
成分総計 / 10239.7mg/kg

その他の微量成分(飲用にかかる成分)

成　分	mg
総水銀（Hg）	0.005mg未満
鉛（Pb）	0.001mg未満
銅（Cu）	0.1mg未満

加水について	･･･	加水はしておりません。
加温について	･･･	入浴に適した温度に保つために加温しております。
温泉水の循環について	･･･	掛け流し部分を除き、温泉資源の保護と衛生管理のために、循環濾過しております。
入浴剤の使用について	･･･	一切使用しておりません。
消毒処理について	･･･	衛生管理のため、塩素系薬剤注入器で滅菌処理を行っております。
平成17年9月14日登録分析機関　大阪府　第4号大阪府大阪市浪速区下寺三丁目11番14号株式会社　東邦微生物病研究所　所長　西村公一